今年は春が早い
そんな言葉を海人のおじぃが何気なしに口にした。
それが確か旧正月なので二月三日、その潮は二日後には差してきた。
周囲は一気に春めきだす。
表層には様々な稚魚が顔を出し、鰹や鮪が騒ぎだした。梶木の匂いもする。
移動中のみならず、釣りの最中も鯨達が離れない。一時間位はずっと
船上を沸かせてくれた。とても優しいまなざしが記憶に残る。
自然の息吹を感じる一瞬。
そして、おじぃの深い皺は、深い海の記憶なのである。
しかし春潮、直下の釣りには「超」向かないのである・・・
非常に温度差のある潮がランダムに入り込み、状況によりひどく滞る。
大抵はこの潮に触発され、産卵が促されているように感じる。
しばしして落ち着き、まとまりだすのが常。
中大路軍団:今期最低ジギング状況下 (いつも運ありません)
二日間で300L保冷庫を埋めるのが関の山。(なんと半分は盗難に!!!)
BO様:大洋丸創業以来泳がせ最悪釣果樹立 (帰港は深夜10時・・・)
カンパチ水揚げ無し!青チビキ③・他魚③・ムロアジ多数。
潮のせいにするのは大嫌いですが、さすがに勝てませんでした・・・
いつの日か、トカラの某老船長の様に『潮を動かす男』になれればと
思うのであります
そして
『春物』も入荷であります~
南方キハダとシーズン間近のGTに向けた
特注カラーの疑似餌二種!
騒ぐ水面にぴったりの泳ぎとカラーなのです!
そして、遂にベールを脱ぐ『
大洋丸スタイル』の
スタンディングロッド!
対南方巨カンパとスタンディングカジキ&黒鮪の2ブランク入荷!
詳細はもうしばしお待ち下さいませ (お問い合わせはOKです)